プライバシーってなんだろう

一つの記事を追っかけていると実にタイムリーに求めていた記事が書かれることがある。
またもや結城浩氏が8月21日の日記で「プライバシーって何だろう」と題して書いておられる。
結論のみ引用すると「どの情報を誰に知らせるかを自分が制御できる」ことがプライバシーだとのこと。なるほど。
適用範囲を広げてしまっているだけなのかもしれない[1. あるいは既に当然のこととして認識されていることなのかもしれない]が、プライバシーの侵害とは財産権(所有権?)の侵害なのではないのだろうか?
俺の所有物が出す情報はやはり俺の所有物だと思う。この仮定が誤っていなければ、それを勝手に利用するというのはやはり権利の侵害だろう。もしかしてプライバシーの侵害が問題になったのってこの辺から発展してきたのだろうか?
自分に害が及ぶ可能性を知って反推進の立場で書いているが、何故プライバシーを守らなければならないのか、という根元的な問題を勉強していないことを強く感じる。せっかくのきっかけなのだから真面目に調べてみよう。