アダルトサイトにつながる情報掲載で「小学六年生」を回収(ITmedia記事)

アダルトサイトにつながる情報掲載で「小学六年生」を回収(ITmedia記事)

回収ですか…。

子供に与える情報は取捨選択すべきと言う主張自体は理解できるが、これがインターネットがらみとなると非常に難しい。

今回の例で言うと、誌上に掲載されたURLにアクセスするとアダルトサイトへのリンクがあるサイトに繋がっていたらしいが、これが「誌上のURLで 示されるサイト」→「別のサイト」→アダルトサイトというリンクだった場合はどうなのか。間に別のサイトが入っているから良いのか。子供に与える情報を制 御するという観点からすれば一切見られないようにすべきであって、アダルトサイトへのリンクがあるサイトは却下というルールでは実現不可能なのではない か。リンクをたどればいつかは到達可能だと思うからだ。

現実的にたとえば5回以上HOPしなければならないというルールを定めたとして、その妥当性はどこが評価するのか。サイトが更新されて新たなリンク が出来たときまで責任を負わなければならないのか。

上記の疑問故に、俺は制御するならローカル(学校、家庭)で行うべきであって、アダルトサイトなどへのリンクがある、などという理由で掲載しないと いう選択を批判する。学習雑誌であるということであれば、直接アダルトサイトやヘイトサイトなどへのURLがなければそれでいいと思うのだ。そこからどこ に通じているのか、例えどこに通じていたとしてもそれを制御することが目上の人間の義務だと思う。やはり他人任せで、批判すればいいものではないと思う。