世界報道写真展2009

東京都写真美術館で開催中の世界報道写真展2009に行ってきた。結婚後毎年行ってるんだが、今年は犠牲者の写真が多い。それだけ昨年度は悲惨な事件が多かったと言うことなんだろうか。
自然災害では四川の地震、ミャンマーのハリケーン、戦災としては南オセチア紛争、アフリカ各国の部族間抗争などが展示されていた。また、世相としてはシングルマザーの一家を撮したものなど、全体として不況を受けた不安定なものが選ばれていた。一方でスポーツ部門は2008年がオリンピックイヤーであったことを受けて北京オリンピック一色であり、そこには不安も流血もない。
スポーツ部門と、それ以外の部門の写真の違いを強く感じる選考だった。