JAXA|はやぶさカプセル内の微粒子の起源の判明について
[はやぶさ][宇宙][科学][これはすごい]おお、おお…
このリリースのタイトルを見た瞬間、心臓が跳ねた。
無事帰還しただけでも快挙であるが、はやぶさは、イトカワの土を持って帰ってきていた。
凄すぎて、言葉が出なかったのが、上のはてブコメントだ。このニュースを知ったときの俺の内心を実に素直に表している。これ以上の感想も、出てきそうにない。
JAXA|はやぶさカプセル内の微粒子の起源の判明について
[はやぶさ][宇宙][科学][これはすごい]おお、おお…
このリリースのタイトルを見た瞬間、心臓が跳ねた。
無事帰還しただけでも快挙であるが、はやぶさは、イトカワの土を持って帰ってきていた。
凄すぎて、言葉が出なかったのが、上のはてブコメントだ。このニュースを知ったときの俺の内心を実に素直に表している。これ以上の感想も、出てきそうにない。
はやぶさ突入画像 by NASA DC-8
実に7年にわたる俺のはやぶさウォッチはこの日曜で終わりを告げた。
今後の日本の宇宙開発やひいては科学技術の発展に役立つ多くの技術実験をこなした偉大なプロジェクトだった。まだ過去形で語るには早いのだが、俺はこの小さな実験機のことを消して忘れないだろう。このプロジェクトには技術者として見習うべき姿勢が多々存在する。
NASA – LRO Sees Apollo Landing Sites
今、月の軌道をLunar Reconnaissance Orbiter 略称LROというNASAの探査機が周回している。
そのLROがアポロ月着陸船の下部(離脱時に発射台となる部分)を撮したということで話題になってる。
アポロは月に行っていないなんてトンデモ論もある中でキッチリ写真を写してくれたことは嬉しい。俺は無論そんな陰謀論に与するわけではないが、歴史上の偉大な足跡を目で確認できるのは楽しいじゃん?
LROは現在高度100km。ここから更に高度を落として撮影するので、いずれもっとはっきりした写真が見られるとのこと。非常に楽しみだ。
なお、今回の目玉は14号の跡。14号の着陸船と観測機器の間の歩行跡が線のように写ってる。空気がないので吹き消されることもなく、このままずっと残る史跡だ。
これを捏造とかいう奴は…まあ頭の悪い奴を一々相手にすることもないか。
この夏に打ち上げられる月周回探査衛星SELENE(セレーネ)の愛称を一般公募するそうだ。→セレーネ愛称募集キャンペーン
採用された愛称を応募した人の中から抽選で1名をペアで打ち上げにご招待とのことなので興味のある人は是非。
俺はもう応募してきた。
「だいち」を軌道に投入 H2Aロケット打ち上げ成功(asahi.com 1月24日)
「H2A」9号機、打ち上げ成功 「ひまわり」2機体制へ(asahi.com 2月18日)
M5ロケット打ち上げ成功、衛星名は「あかり」(asahi.com 2月22日)
H2A7回目の打ち上げ(H2AF7)、つまりひまわり6号機の打ち上げも数えれば4連続成功だ。まずはめでたい。F6のSRB-Aの分離失敗による指令破壊で一度は地に落ちた[1. 俺はそうは思わないが、世間的に]信用度も回復できてきたのではないだろうか。
誤解を恐れず、俺の言葉で書くと、ロケットは失敗してなんぼのシステムである。
信頼性は何度も試行することで生まれる。自動車などは販売前に何度もテストを繰り返し信頼性を高めるが、ロケットは使い捨てのシステムである上に高額であるためテストの繰り返しができない。1回1回の本番で様々なデータを取得するしかないのだ。本番であると同時にテストというのが宇宙開発の実態だ。日本はその本番の回数がとても少ない。主力ロケットであるH2Aがまだ9回しか打ち上げられていないのがそれを証明している。
日本は技術に優れた国であるという自負が、国民にまで浸透している。それ故か、技術的な失敗には非常に厳しいように見える。だが、その優秀さはどこから来るのか。天才的に一度で完成させているわけではない。徹底的にトライ&エラーを繰り返し、品質を高めてきたからこそではないか。
宇宙開発はまだまだ先が長い。今現在は多少の失敗に目くじらを立てる段階ではない。トライ&エラーを繰り返し、10年先の信頼度を高めることを考えるべきだろう。
ロケットは壊れやすいというのも知っておいて欲しい。巨大なので頑丈に見えるが、ロケットは打ち上げ後衛星を軌道投入するまで保てばよいのだ。そういう耐久度しか持たせていない。それほど弱く、軽くするのは軌道投入できる質量を増すためで、これは物理法則に完全に支配されていてどんな工夫をしても限界がある。そうして耐久度を減らしているので、地上で満足いくまで試験など出来ないのだ。そんなことをすれば壊れてしまう。
結果的に、ロケットは常にぶっつけ本番である。積み重ねた経験でこれまでに起きたトラブルを事前に潰しながら、成功させてきた。経験の少ない日本としては快挙だろう。
おめでとうございます。
萌えはやぶさ
Slashdotを読んでいて見つけた。どなたが描いたのかは全く分からないのだが、実に良い絵だ。思わず涙ぐんだ。新しい推進機関であるキセノンイオンエンジンを連続1000時間以上稼働し、3億キロ離れた400メートルしかない小惑星に着地させ、試料を取るという偉業を、はやぶさは満身創痍状態ながら確かに済ませた。後は帰ってくるだけだ。ただ、松浦晋也のL/Dによると現在スラスターが2系統とも稼働できないらしく、これが解決しない限り早期帰還は出来ない。
今、日本の宇宙開発としては実に珍しくはやぶさは話題になっている。今このチャンスに何とか帰還して、日本の宇宙開発も決して不出来ではないのだと誰にでも分かるように示して欲しい。このまま帰還できなかったら、この偉業すら失敗扱いされかねない。それは悔しい。単なる宇宙機ファンである俺ですら悔しい。
まだ確証はないが、惑星間探査機はやぶさが小惑星イトカワへの接地に成功した模様。少なくともサンプル取得のための弾丸は打ち出された。
これは偉業である。
不当に「失敗ばかり」というイメージを与えられてきた日本の宇宙開発にとっても喜ばしい。
あとは無事帰還を望むばかりだ。
順調みたい。本家の画像は大きくて綺麗だ。
無事に静止軌道に投入されたとのこと。機能確認が残っているのでまだ安心はできないんだが、ここまでの推移が順調なのは目出度い限りだ。
愛称も慣れ親しんだ「ひまわり」を継承ということで、それもうれしい。
さて、宇宙開発には金がかかる。前回のH2A6号機の失敗時には税金の無駄などと散々非難されたものだが、あれは非難するほうが間違っている。まだ 10機も打ち上げていない初期段階のロケットなどもっと失敗してもおかしくはない。
10機打ち上げ予定で、成功率8割を見込む。予算はこれこれ、という説明を受けて、全体として金の使いすぎだという非難はあっても良いが、1機の失 敗を槍玉に税金の無駄などと言うのはナンセンスである。ロケットの打ち上げは常にぶっつけ本番のようなものだということをいい加減に理解してほしいのだ が。
その上で宇宙開発は必要かという議論はありだろう。俺はもちろん推進派である。我々が普段意識しなくても人工衛星のおかげでどれだけ便利に暮らして いるか。理学系は専門ではないが、どれだけ恩恵を受けているか。すでに引き返せない道なのだと、個人的には思っている。